| 今日は平和にのどかなSST酒場。 とりきちは出かけてしまい、酒場にくるお客さんに用事のあったテレサは、一人でのこのことお出かけ。 ライゼンさん（テレサいわく、親切で優しいお兄さん）を見かけたテレサは向かいに座って、雑談をはじめます。 と・・・そこに、一人の老騎士がSST酒場に駆け込んできました。
辺境警備隊に所属する騎士だが、そこが山賊に襲われ 生き残った彼が救援を求めにここへ駆け込んできたのである。 人の少ないSST酒場であるが、水晶玉などで急を知った騎士たちが駆けつけてきて、 彼らは老騎士の案内にしたがって、その地へといそいだのであった。
さて、そのころ・・・村人たちを殺害し、火をはなった山賊たちは、炎につつまれる村にて 略奪と暴行のかぎりをつくしていた。
山賊のかれら「くまくま団」は「くまぁぁ」と合言葉とする由緒ただしい（？）山賊である。 スカラの村に伝わる「聖獣と心を通わす笛」をはじめとした宝や、村のたくわえである金も強奪し ご満悦状態で撤退しようとしたとき・・・・騎士たちがあらわれた。
騎士とくまくま団のあいだで、戦いがおこなわれたものの、 ボーラなどを駆使して足止めしている間に、彼らはとっととねぐらへと逃走した。
酒を飲み、今回の大漁に気をよくするくまくま団。柔らかいベットではなくとも、 これだけの財宝にかこまれて見る夢は、このうえなくいい夢である。 そこへ・・・・なぜか、さきほど見かけた騎士の姿を発見。 どうやら殺し損ねた村人が、彼らのアジトを教えてしまったらしい。 さっそく、迎撃体制をととのえるが、なかなか騎士たちはやってこない。 これは気のせいかと思われたときに・・・・・騎士たちの姿が！！！ 「くまぁぁぁ！」と気合をいれるくまくま団に対し、騎士たちは財宝を村人に返還して まっとうな人の道へ戻れと説く。しかし、由緒ただしいくまくま団が、そんなことを聞き入れるわけが無い。 そうこうしているうちに、一人の騎士がバリケードにいきなりつっこんできて、戦闘が再びおこなわれた。 ボーラで騎士たちを騎乗動物からおとし、毒壁、火壁、石壁で洞窟内への侵入を食い止める。 はいってきた騎士を囲んで攻撃するが・・・・・騎士たちは、あきらめることなく気を失っても すぐに立ち直って、波状攻撃をしかけてきた。
こうなれば、もてるだけのお宝をもってずらかろう！と意見の一致するくまくま団。 各自、もてるものをもって、ゲートをくぐろうとするが・・・・仲間の数人が、フラグのせいで、突入できず！ 仲間を見捨てるようなことなど問題外のくまくま団。 騎士たちの固まる入り口を突破し、みなで北へむかって、逃走しだした。 が・・・・・・なんとそこは行き止まりだった。 くまくま団は徒歩の者が多く、騎士たちが後から追いかけてくる。 フラグが解除されるまで、ここでねばるしかないのか・・・・・ 間にあうのかと思われたそのときである。
くまくま団の一人・・・頭領の片腕が、船をだしたのである！！ 慌てて乗り込むくまくま団。画面の外にちらほらと騎士の名前がみえるものの 船にのってしまえばこっちのものである！
こうして彼らは、船上の人となり、聞こえるかどうかは不明だが 騎士たちへの言葉を口々に叫んで逃げおうせたのであった・・・・・・。 洞窟で、くまくま団の持ちきれずに残した財宝を騎士たちが見つけたようだが・・・・・ それは財宝の全体からみればわずか一部だけである。 村に代々つたわっていた聖獣と心を通わす笛は、そこにはなく・・・・・ どうやらそれは、ある組織に売り払われたとか何とか・・・・・・ 「くまぁぁ！」を合言葉にするくまくま団。その勇姿はまたいつかどこかの村を襲いに 出現するかもしれない。 ・・・・・しないかも、しれない。 |
