地下工場での悲劇 |
くまくま団のアネゴの談話 「おくすりの量産ぷらんとは先生に渡された図面のとおりに徹夜で 掘り進んで部屋を作り、9/12の深夜0:00には稼動させてみせます! 先生からいただいた機人ごーれむも全機使ってます。 先生のおくすりで食べなくても眠らなくてすむので皆すごく喜んでます^^ なんだかめまいのようなのもしますけど、流浪の私たちにあたたかいスープと 寝る所を与えてくださった先生を信じてますから」 アシュラム医師特製のクスリにより、ハイになっているものが何名かいるようだが、 アシュラム医師がこよなく愛するタンスも設置され、クスリの量産体制は 整いつつあるようだった。
そんななか、くまくま団の動きをつかんだ老騎士により、 騎士団への派遣要請がおこなわれた。 ここのアジトがばれたということに、恐慌をおこすどころか、戦意を高めるくまくま団。 クスリのせいか、かなり強気である。 熊の射手の異名をとるアネゴが叱咤激励を弟妹たちに飛ばす。 「あんたちが死んだら、あたしが父ちゃんたちに叱られるんだから」 というアネゴにたいし、弟妹たちは 「くまぁぁぁ」 「くま><」 「くまっ・・・・」 と、亡き家族を思って口々に呟いた。 そういうのは、前回、うっかり騎士側にとっつかまって口をすべらし、 おくすりのサンプルを奪われる原因になった弟であるが、 この弟のセリフにくまくま団の面々は、一斉に「くまぁぁ!」と 声を揃えたのである。 そして・・・・・ 騎士たちが工場へたどりついた時。 バリケードを突破しようとする騎士たちへ、くまくま団の魔法がくりだされる。 本来ならば、騎士たちの足元にも及ばないはずの力量しかないくまくま団。 場所が狭く、突入しにくいというのもあるが、これはアシュラム医師のクスリによる魔力か? フィールド魔法で分断し、ボーラで落としたところで、毒をいれ、 ゴーレムで襲わせ、後から弓で射る。 くまくま団の結束は固く、騎士たちを確実に沈めていった・・・が・・・・・ クスリの威力に喜びの声をあげたくまくま団。 しかし、彼らは突然に爆発し、そのまま息絶えるものがでだしたのである! くまくま団が倒れ付すなか、彼らに慕われていたアシュラム医師は 冷酷な笑みを浮かべて騎士団へ説明した。 そう。クスリの効果はすでに、くまくま団によって人体実験もすみ、 ある程度の量産のメドもついた現在。 医師にとって、くまくま団は邪魔な足手まといの存在でしかないのだ。 それゆえに彼は、くまくま団に与えるクスリにのみ、 一定量を越えると肝臓が爆発するという副作用をくわえたのである。 それらを説明し、去っていくアシュラム医師。 地下工場に残されたのは、くまくま団の遺体と、ゴーレムと・・・・ 彼らが昼夜問わずにつくりあげた資材だけであった・・・・・
ゴーレムで堀すすんだ地下工場・・・・・・・ そこは広く、また入り組んでいる。
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